今日は、ネパールだからこそできる贅沢についてお話します。日本ではできない贅沢が、ネパールにはあるんです!
緑の葉っぱに覆われていて、ちょっと見えるピンク色。葉っぱをどかすと…
ネパールにはライチがある!
日本と比べると、ネパールは何もない国です。必要最低限のものしかありません。しかも、質が悪い!ネパールに来たばかりの頃は、「こんな国で生活していけるのか」と不安になったものです。
日本と比べると、とんでもなく貧乏な国ネパールですが、それでも日本では絶対にできない贅沢もあるんです。それは、ライチ食べ放題!
日本の皆さんは、新鮮なライチを食べたことがありますか?中華料理のデザートなどで、冷凍ライチが出てくることはありますが、新鮮なライチは日本ではまず食べられません。
でも、ネパールでは新鮮なライチをお腹いっぱい食べることができるんです!
ただ、ライチの旬の季節はとても短い!5月下旬からの約1ヶ月間だけ。私は、この時期が来るのを毎年楽しみにしているんです。(食い意地が張ってるだけなんですが)
ネパール産のライチはとてもきれい!
さて、ネパールのライチ。ライチは、とてもきれいなピンク色をしています。
緑の葉っぱに覆われていて、ちょっと見えるピンク色。葉っぱをどかすと…
ライチが出てきました!ね?とってもきれいでしょ?
ネパールでは、このように枝付きで売られています。時には、葉っぱ付きで売られています。
たぶん、枝&葉っぱ付きの方が鮮度を保てるからだと思うんですが。ネパールでは、フルーツは重さで値段が決まります。1キロ=〇ルピーのような感じ。
だから、枝や葉っぱがついていると、その分ちょっと損したような気持になりますが、まぁそれは仕方がない。あと、枝や葉っぱはかさばるし、ごみが増えるから、主婦的には面倒ですね。
ただ、それでもやっぱりとってもおいしい!どんなにかさばろうが、ごみが増えようが、買わずにはいられないライチ!
5月下旬の出始めはインド産のライチで、色があまりきれいではありません。皮が茶色っぽいんです。6月に入ると、ネパール産のライチが出回り始めます。写真のライチは、もちろんネパール産!
ほかのものはインド産かネパール産かは、それほど気にならないのですが、ライチはやっぱりネパール産が美味しい!あ、あとキュウリもネパール産が美味しいかな。
ネパールでフルーツの定価はない!
私を虜にするライチですが、今年は1キロ200~250ルピー程度。ただ、これが難しいところなんですが、ネパールではフルーツの定価はないと思っておいた方が良いかと。
野菜はぼったくられることはほぼないんですよ。でも、フルーツは、値切るのが当たり前みたいなところがあるから。それに、外国人には少しでも高く売りつけようとするのが、ネパール文化なので。
私は、基本的にフルーツは顔見知りのお店でしか買いません。知らないお店で買う時には、「高っ!」と思ったら、値段交渉をせずに、諦めて立ち去ります。もうね、値段交渉のやり取りが面倒なのよ。
ネパール文化の1つなんですけど、いやはや本当に面倒。定価で買う文化の日本で生まれ育つと、値段交渉はいつまで経っても慣れません。
だから、顔見知りのお店で、適正価格で売ってくれるところ以外ではフルーツは買わないんです。
旅行者の人はタメルで買うことが多いと思うんですが、そこは値段交渉を楽しくやってみてください。これも、旅行の醍醐味の1つですから!
値段交渉をしても、ちょっと高いと思うけど、それでも「ぼったくられた!」と思うよりも、「外国人料金」と思っておくと、精神衛生上良いはず。
まとめ
ネパールでは5月下旬からの1ヶ月、ライチを楽しむことができます!日本にはない贅沢ですから、この季節にネパールに来る人はぜひライチ食べ放題を楽しんでみてください。